【ジェフ千葉】2025年J2第32節長崎戦

2025年J2第32節 千葉 0-2 長崎

自動昇格圏に入るためにも、直接対決でライバルに勝利することは必定。上位にいる長崎、水戸との連戦なので、リーグ終盤の山場とも言える。
なので俗にいうシックスポインターである長崎との直接対決、フクアリに観戦に行きました。心配した雨もそこまでひどくなかったし。

選手や監督のコメントの通り、前半の千葉はそうとう良い出来で、ほとんどの時間攻勢に出ていたしシュートまで持ち込んでいた。
守備への切り替わりも早く、長崎の攻撃の芽を摘んでいた。
ペナルティーエリア内に何本もパスが通るし、ここで点が入っていればと誰もが振り返る時間帯だったと思う。
前半だけ見たら、いくら相性の悪い長崎相手でも今日こそは倒せるだろうと希望を持てる内容だった。

だが、前半の終わり間際。確か前掛かりになっていたときにボールをさらわれアンラッキーな失点。
このあと追いつくチャンスもあったが決めきれず、前半が終わった。

後半はもちろん千葉も攻勢を続けるが、さすがに力の落ちる時間帯が出てくる。
すると、長崎は蛍とジェズスを軸に圧力を増してくる。
特にジェズスはあのパワーとテクニックで、J2では屈指のレベルの非情にやっかいな選手だった。
後半は一進一退と言う感じだったが、長崎に崩され途中交代でいい動きをしていた若手に決められた。
まだ時間は残っていたものの、重い失点だった。

終わってみれば千葉は現有メンバーでの力を出し切っていたが、長崎にうまく対応されたと言わざるを得ない。せめて引き分けだったらなぁ。
カルリーニョスが出ていれば違っていたのかもしれないが、決めきれる選手が千葉にはいないという差もあったのかな。
カルリーニョスについては、例の補強禁止問題も響いているという噂が飛び交っているらしい。デリキが不自然に出れなかったことも怪しいが…

この敗戦は痛い。とにかく残りを落とさず、あとは他力本願の部分もあるが、まだ自動昇格を諦めたくないというのが正直なところ。

そういえば、スポンサーが招待したのかなという普段見ない客層の観客がけっこういたな。あれはhummelの人なんだろうか。


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