【ドラマ感想】アイシー~瞬間記憶捜査・柊班~
波留は好きな役者なので楽しみにしていたが、アイシーの大枠での印象としては、組織とか人物描写が基本に忠実な刑事ドラマだった。
割り当てられた役割に忠実な、ある意味テンプレ的なセリフが特に。セリフがベタ過ぎてキャラにそこまで魅力を感じなかったかなぁ。
良かった点は、基本的に一つの事件を二話かけて扱うので事件の展開が予想より多かったところか。予算の都合で引き延ばしているのかもしれないが。
登場人物は限られるので犯人当てを楽しむというよりは、捜査の途中に次の事件が起きるという展開ではあるが飽きさせないような工夫はされている。
瑞江の殉職
3話で柊班にいた長官の息子である瑞江が殉職するところ。仲間の死で衝撃を与えるって序盤すぎやしないか。
柊班の変化を起こさせるのは他の方法でもできたのではないだろうか。それに実際その後の変化ってどんなものなんだという気もする。
せめてあの殉職はもうちょっと後のエピソードなら、キャラへの愛着も生まれたかもしれないので衝撃の効果はあったかもな。
土屋の変化
山本耕史演じる土屋が監察の内通者というのはイメージ通りだった。むしろもっと怪しくてよかったし、なんなら犯罪フィクサー的な役割かなと勘繰ったりしていた。山本耕史となると悪役だろうという先入観があっていけない。
土屋は柊と組むうちにどんどん彼女に感化されていって、というか惹かれていっているのがバレバレだった。柊の年次が下だからか「君」と呼ぶのにちょっと違和感を感じていたが、自分の立場を迷っていたのかな。
氷の女王
主人公である柊役の波留もまた氷の女王という親和性の高い役柄で、締まった表情が非常に似合っている。
だが、熱くなる部分はいらなかったなぁ。感情の高ぶりが安直に見えてしまって。。。
これが無いと彼女が危険だという監察の監視対象にならないので土屋の登場する理由がなくなるのかもしれないが、むしろそこも冷静でも良かったな。
波留は氷の女王として表情がずっと固まり過ぎているので、やつれて見えてきてしまったのでそこなんとかならないかなぁ。
彼女が幼少時に見た両親の事件と向き合うエピソードも、まあそんなもんだろうという感じ。
最後に同居していた妹と離れるのは良い選択だと思う。
ドラマのタイトルとなっているカメラアイについては、ドラマ全体で考えれば隠し味程度かな。
その他
柊班のメンバーが若いイケメン俳優多くない?波留への接待かよって思ってしまった。
小金井署の小金井君はコメディリリーフとして重要なポジションだね。
ちょっと不満もあったが雰囲気は嫌いじゃないし、空いた時間に観るには適している。海外の刑事ドラマをちょっと1エピソード観るかな的な感覚に似ているかな。
オリジナル脚本だし、刑事ドラマのテンプレっぽい要素をつまみ食い的に盛り込んでいるので、安定的にエピソードを追加していけるフジの定番刑事ドラマとして続けていっても良いのではないかと思った。
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