【映画感想】Netflix版シティーハンター

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コンテンツが好評らしいネトフリに入るかずっと迷っていたのだけど、「シティーハンター」が大層好評らしいのでついに一番安いプランに入って観てみることにした。
この「シティーハンター」といい「幽遊白書」といい、我々団塊ジュニア世代の琴線に触れるコンテンツが出ているなぁ。
もちろん若い人も新たにファンになってくれれば言うこと無しなんだろうけどね。

ストーリーは、シティーハンターの序盤と言えばのユニオンテオーペの話。アニメ版では変えられていたらしいが、ネトフリ版ではちゃんと薬物を扱う問題として登場し、相棒の槙村はエンジェルダストで肉体改造された刺客によって命を落とす。
そして槙村の妹である香とともにユニオンテオーペと戦うことになる。

安藤政信演じる槙村の再現度が話題になったが、自分がジャンプで読んでいたころの記憶から考えても再現度が高いと思う。
香は現代風ににうまく調整したって感じかな。演じている森田望智はネトフリでは評判の演技力らしいが違和感なかった。
木村文乃の冴子も出番はそこまで無いけど悪くない。もっとアクションシーンがあっても良かったな。

物語の鍵となるくるみ役の華村あすかは「エルピス」で印象に残っていたが、ネトフリのドラマに出ていたとは。
杉本哲太と迫田孝也が出てきたら、ちょい役ではないよね。
食わせ者といえば橋爪功でもちろん安定の演技なのだが、さすがに歳なのかちょっと滑舌に衰えを感じてしまった。

そして何より鈴木亮平演じる冴羽獠の魅力が遺憾なく発揮されている。ギャグとシリアスの切り替えとか、アクションの格好良さとか。原作に似てるか似てないかではなく、鈴木亮平が冴羽獠をものにしたって感じ?安心して観ていられる。

全体的な雰囲気も「そうそう、こういう感じ」って思いながら観れる。アクションドラマとしても観やすい。
レートが16歳以上になっていたのでグロい表現でもあるのかなと思ったが、むしろ直接的なグロい表現を出さないようにしているようで気にならなかった。さすがに子供向けではないが。

エンディングに「Get Wild」が流れるのもノスタルジックな感じで我々世代への訴求ポイントとなっている。

全体的には「シティーハンター」の顔見世的な作品でしょうかね。

※海坊主がいたらしいが見つけられなかった。。。
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