【ジェフ千葉】2023年ホーム最終戦

PXL_20231112_025841401.jpg
J2 2023年 第42節 千葉 1-3 長崎

コロナ禍になってから初めてのフクアリ観戦になったので、かれこれ4年程フクアリに来ていなかったことになる。
ちょうどユン・ジョンファン監督時代、DAZNでもほとんど観ていなくってすっかり興味が低下していたし、順位も振るわなかった。
しかし、今季小林監督になって序盤は結果が出ていなかったが、後半は結果が出ていると聞いて久々に生で観たくなった。

今日は気温がずっと低くておまけに朝から雨が降っており観戦には不向きだったが、やはり成績が上向いてくると俺みたいな観客も増えるもので、今季最高の15,201人が観に来ていた。惜しむらくはそこで勝てていればね。試合開始の頃には日差しが出ることもあり、これは勝利の予兆かと思ったんだけどな…

小林 慶行監督がどんなサッカーをするのかとワクワクしながら観戦したが、結果はともかく全体の印象からすると楽しみなチームだなと思った。

コロナ前に観戦に来ていた時の記憶に比べると、前半はポジティブな驚きがあった。
ワンタッチパスでうまく展開して、サイドからも中からも侵入できるし、味方が何人も前に出てシュートまで持って行っている。
ボールを奪われても守備の戻りも速いし、出足も早い。
当たり前かもしれないけど、こういったことも何年か前はできていなかった気がする。
前半の早い時間に先制できたのも良かった。
ただ、守備の最終ラインで気が抜けたような瞬間があり、そこを突かれて前半に失点していた。
それと、このペースで後半も行けるのか?って心配もあった。

後半はやはりというか連携が荒くなり、守備も間に合わないようになり度々長崎に突破される場面が見られるようになった。
何よりセンターバック二人が長崎のFWに負ける場面がいくつかあり、その結果が逆転を許したのではないかと思う。
あと、このチームは誰が点を取るのかが、特に後半はよく分からなかった。
試合後にスタジアムのビジョンに流れた今季の得点シーン振り返りでは小森というルーキーが多く得点していたらしいが、今日はベンチにも入っていなかった。一体どうしたのだ?

しばらく観ていなかったため初めてみる千葉の選手ばかりだったので色々印象に残ったが、選手紹介でも言っていた通り中心は見木だろうというのは分かった。
最初随分低い位置にいる10番だなって思ったが、深いところまで守備に戻ってケアもするし、攻撃時の視野も広い。

そして全体的な印象では、小林監督はよくプレーオフに間に合うように今のチームを作れたなと正直思う。
ただ、まだ途中という感じで来季はもっと良いチームになると期待できる。
もちろん今季プレーオフを勝ち進めるのが理想だけどね。

PXL_20231112_063006552.jpg
試合後のセレモニー


次戦はプレーオフ初戦の東京Vが相手。小林 慶行の古巣だね。
今日の試合後に行われた最終戦セレモニーでの挨拶を聞く限り、並々ならぬ意欲を感じたので楽しみだ。

この記事へのコメント