【読書】会社人生を後悔しない 40代からの仕事術

本書は40代、50代のミドルエイジクライシスについての本である。
氷河期世代の自分にとって、仕事する上でのモチベーションが下がったときにどういう気の持ちようであるべきかを探していて、Amazonの評価が良さそうだったので読んだ。

本書は特に、停滞感を味わっている中年に対して行った意識調査のアンケート結果を基に、会社の中でこの年代がどう思っているか、思われているかを紹介している。
役職から降りたり、微妙なポジションにいる中年がモチベーションが下がったとき、どう振る舞うべきかが記されている。
アンケート結果については、まあそだろうなという内容で、割と当てはまる人が多そうだ。

主なアドバイスとしては、中年ともなると年下とする仕事がふえるが、接する時は厳しいだけでも駄目だし優しいだけでも駄目。
一番は積極的に話を聞いて、頼れる先輩になること。そして人脈を増やすこと。
これって平凡に過ごしてきた普通の会社員だと、結構難問だと思うのだよね。

それが難しい場合は、まず人から質問されやすく、自分も質問しやすいよう雰囲気をつくるのが重要とのこと。
そのためには質問をしていくことが有効なアドバイスで、これならできそうだ。
質問しづらい状況がよくない。
例として挙げられた、スペースシャトル・コロンビア号の事件における、NASAの体質問題の教訓がある。

読んでみてふと思ったのが、もくもくと仕事するだけでは難しいのはよくわかるけど、急に変わるのは難しいよなぁ。
そういう場合は、本書の内容では結局年長者の方から歩み寄りが必要なんだなということ。
確かに、ちょっと扱いづらい先輩になっちゃう。
自分も昔もくもくと仕事していればいいかと思っていたら、機嫌が悪そうで話しかけづらいと言われたことがあったので、気を付けるようにしてるし。

だけど、取っ付きづらい先輩いくらでもいるけどなー。良いか悪いかは別として。


会社人生を後悔しない 40代からの仕事術
ダイヤモンド社
石山 恒貴

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