【読書】朝イチのメールが残業を増やす

本のタイトルを見たときに思い出すのは、最近よく聞く朝のゴールデンタイムをメールをさばくのに使うのがもったいないという話だ。
ただ本の目次を見ると、それだけでなく仕事のモチベーションに関連した内容にも触れているようなので、読んでみた


著者はリハビリの現場で働く作業療法士で、医学的な知識とリハビリから経た経験を基に、脳に良い働き方を教えてくれるのがこの本の主な内容だ。
ターゲットはサラリーマンである。はっきり言えば自己啓発本だ。

脳について良いことは色んなメディアで断片的に表れるが、それを具体的に例を出して説明している内容なので、細かい説明は省くが、興味があった内容を挙げてみる。

①とにかく睡眠が重要だ。目がかすんだり、集中力が欠けたりするのも睡眠不足が原因だ。

②起床後の経過時間ごとに、向いてるさ作業がある。

③マルチタスクはやめよう。

④脳が理解しやすいように、具体的な行動の言葉を使う。精神論は使わない。

⑤くだらない仕事でも、これは先の目標のための予行演習だと思う。

という感じでしょうか。
まあ、仕事のモチベーションが低いときに、少しでも気持ちを上げるためのヒントくらいに思って読めばよいのではないでしょうか。




朝イチのメールが残業を増やす (日経プレミアシリーズ)
日本経済新聞出版社
菅原 洋平

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