【映画感想】ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章

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公開前も公開後も不評しか見ない本作。
原作を読んでいる俺も、ドラゴンボールを観た時の逆の意味での期待感を胸に、
観てきました。

ストーリー的には、アンジェロと虹村兄弟のエピソードを割と忠実に映像化している。
問題はキャラクターとスタンドの再現度なんだろうと思う。

キャラクターに関しては、仗助、承太郎、虹村兄弟はコスプレ感しかない。
実写にすると浮くなーって思う。
ジョジョの世界の衣装や髪形を、現実寄りにしても良かったかも。
康一と由花子はそんな感じだろうね。他のキャラクターもそんなもんだろうな。

スタンドは、国産CGならこんなもんでしょう、という感じ。
地味なエピソードなので、スタンド同士で激しいバトルというのも無かったし、
生身の人間同士の格闘戦も無いので、よくよく考えると激しくない映画だなって感じ。

総じてあまり驚きが無く、目を見張る映像表現があるわけでもなく、
ジョジョ第4部の序盤の話を無難に仕上げましたという感想になってしまう。
ドラゴンボールほどの改悪でもない、ハードルを下げて観に行くと特に良くも悪くもない、
そんな作品に見えてくる。

舞台もスペインロケをしているくらいだし、どうせ批判されるなら色々変更してもよかったのではなかろうか。



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