【読書】40歳からの仕事術

気づけば40代に突入していた自分にとって、あれも足りないこれも足りないとあせる日々。
そんな自分の迷いへのヒントを探していた時に見つけた本。

内容はストーリー仕立てで、主人公の朝倉に対し、コンサルティングを生業とする岩下と阿部がアドバイスを与えるという会話形式で構成される。文体は読みやすい。

会話形式なので論点が分散されることもあるが、各章の最後にまとめページがあるので、そこで再確認できる。
総論としては、自分で使える資源をどこに振り分けるか戦略が必要ということだ。

総じて具体的な技法はあまり紹介されておらず、途中に哲学的なやりとりがあるが、この本にそこまでの深さを求めてはいない。

主軸となるのは「5C」の考え方を実践するということだ。
Collect:情報収集
Create:仮説の構築
Confirm:仮説の検証
Crystallize:伝えたいことの体系化
Communicate:伝達方法の工夫

上記とともに印象に残ったのは、「気を使うな!頭を使え!」という言葉だ。
この言葉と5Cがこの本のメッセージと受け取った。

なんとなくもやもやと焦りがちになっていたが、とるべき行動を整理するきっかけにはなったかな。


40歳からの仕事術 (新潮新書)
新潮社
山本 真司

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 40歳からの仕事術 (新潮新書) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



にほんブログ村 サラリーマン日記ブログ 40代サラリーマンへ
にほんブログ村

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック