【ドラマ感想】相棒 シーズン13

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シーズン開始前からカイトの最後のシーズンとなることが公表されていたので、正直どうやって退場するのかの興味で見ていたシーズンと言えよう。

カイトこと甲斐亨のいた3シーズンの感想としては、相棒というより右京という師匠の弟子といった印象しかない。
亀山や神戸は意見が合わず衝突もけっこうあったのだが、カイトの場合はそういったシーンがほとんど思いつかない。
だからこそ、最後の最後でこういった右京への挑戦のような形で帳尻を合わせたのかもしれないが。

今回のダークナイトはカイトでした、のおちはひねりが無さ過ぎて世間的に不評だった。
相棒が犯罪者となって終わるというのは個人的にはありだと思うが、その過程に問題があったと思う。

2年前からダークナイト事件は起こっており、親父である次長の分析によると上司へのフラストレーションということになるが、それなら2シーズン前から未解決事件としてダークナイト事件を数話織り交ぜればよかったのではないだろうか。そうすれば例えひねりが無いおちだとしても盛り上がったかもしれないと思った。

あと、仲間由紀恵の使いかたも、もっと利用価値があっただろうに使い切れてなかったような。
國村隼にも言えるが、来シーズンに期待したい。

この最終話で唯一良かったのは、右京にも問題があるという初期の設定を再確認させてくれたことだ。

もう興味は来シーズンになるが、新相棒もさることながら、右京が前面に出すぎるよりもクリミナリマインドのギデオンのようにアドバイザー的なポジションでもよいのではないだろうか。

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